目次
どんな人におすすめの本か
倒叙ミステリが好きな方におすすめです。『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』のような推理小説に興味がある方には特に楽しめます。また、大阪を舞台にした個性的なキャラクターのやり取りが好きな読者にもぴったりです。
本の要約
大阪府警捜査一課の警部、遠楓ハルカは、若くして警部に抜擢されたエリート刑事です。彼女は、些細なミスも見逃さない鋭い洞察力で、完全犯罪を企む犯人たちを追い詰めます。本書では、個性豊かな犯人たちとの知恵比べが展開されます。
第1章: 道頓堀で別れて
落ち目の女優が、夫の存在を疎ましく思い、完全犯罪を計画します。しかし、遠楓ハルカの鋭い捜査により、計画の綻びが明らかになっていきます。
第2章: 古い墓
盗作疑惑で契約破棄を迫られたデザイナーが、追い詰められた末に犯行に及びます。ハルカは、犯人の微妙なミスを見逃さず、真相に迫ります。
第3章: 呉越同舟
警察官僚志望の大学生が、ある計画を実行に移します。ハルカは、彼の知性と策略に対抗し、真実を解き明かします。
読者レビューを一部紹介
- 美貌の刑事が事件を暴く倒叙ミステリ短編集。ハルカさん、なかなかクセツヨなところがいい。
- キャラは面白い、ぜひシリーズとして続いて欲しい。
- 珍しく大阪府警捜査一課の話でした。主人公のキャラが良くて、ミステリーを楽しめました。
- 倒叙ものだからか、他の倒叙ものを意識してる感じ。大阪弁ってこともあり少しおちゃらけた雰囲気も。
- 面白かったです。
まとめ
『大阪府警 遠楓ハルカの捜査日報』は、個性的な主人公と倒叙形式のストーリーが魅力の警察ミステリです。大阪を舞台にした独特の雰囲気と、緻密なプロットが読者を引き込みます。ミステリ好きの方にはぜひ手に取っていただきたい一冊です。
